2014年中途入社
Y.I.
四条店3F大学卒業後、大学の事務職、和装小物メーカーの事務職を経て、再び、ファッション系専門学校に入学。卒業後、東京のアパレルメーカー勤務後、地元の京都に戻り、ノムラテーラーに中途入社という多彩で異色の経歴を持つ。
趣味はものづくり。自作の服から知人のウェディングドレス、アクセサリーなど幅広いジャンルを手がける。最近は、ライフスタイルの変化を求めてジム通いも始めた。
趣味はものづくり。自作の服から知人のウェディングドレス、アクセサリーなど幅広いジャンルを手がける。最近は、ライフスタイルの変化を求めてジム通いも始めた。
入社の動機について
東京から京都に戻ってしばらくの間、家の都合で休職していたのですが、もう一度働くことを決意。再び、前職のアパレル業界に戻ることも考えていましたが、ノムラテーラーの求人を見つけて、すぐにエントリーを決めました。理由は2つ。ひとつは、伝統工芸職人の父を持つ私は、小さい頃からモノ作りや手芸が趣味で、長年通い続けていたノムラテーラーはとても身近な存在だったからです。もうひとつは、趣味と前職の経験を踏まえて、私には量産よりもハンドメイドに関わる仕事の方が合っていると思えたからです。
ノムラテーラーは、京都随一の手づくり用品専門店としてのブランドがあります。特に四条店は、一般的な綿のプリント生地を扱う1階、専門性の高い洋服地を取り揃える2階、さらに用具や雑貨を扱う3階までがあり、モノづくりが大好きな私にとっては親しみのある場所でもありました。そんな場所で働けるチャンスが巡ってきたことに、驚きと喜びを感じていましたね。
ノムラテーラーは、京都随一の手づくり用品専門店としてのブランドがあります。特に四条店は、一般的な綿のプリント生地を扱う1階、専門性の高い洋服地を取り揃える2階、さらに用具や雑貨を扱う3階までがあり、モノづくりが大好きな私にとっては親しみのある場所でもありました。そんな場所で働けるチャンスが巡ってきたことに、驚きと喜びを感じていましたね。
仕事内容について
入社当時は2階の販売職を担当していましたが、昨年の5月からは3階に異動となり、販売職とバイヤーを兼務しています。バイヤーを担当させていただけるようになり、仕事の幅がより広がったと思います。バイヤーの仕事としては、店舗で取り扱う商品の決定権を委ねられます。新規の買い付けの場合は、メーカーさんがシーズンごとに持ってきてくれる新商品から選定します。同時に、既存の取り扱い商品の継続も考えます。例えば、売れている商品のカラーバリエーションを増やすなどですね。店頭に並べることができる数は限られるので、本来はもっと色数があるのに控えていたというケースは珍しくありません。そういった場合には、もっと色を揃えようとなります。逆に、新商品を加えるということは、取り扱いを止める商品も出てきます。このあたりのさじ加減もバイヤーの仕事になります。商品選定はお店の売上にも直結します。休日には、他店舗の視察も兼ねて大阪の百貨店に出向き、自店舗で扱っていない商品を探したり、完成品を見て使用している素材をチェックすることも。何をしていても生地が気になってしまうほど、仕事とライフワークが一体化してしまっている面もありますね。
仕事のやりがいについて
当店には、何か作りたいものがあるけど、困ってらっしゃるというお客様が多く見受けられます。それを一緒に考えて、アイデアを出すことにやりがいを感じますね。例えば、洋服やカバンの修理の場合、「ここが壊れてしまったけれど、どうすれば直せるの?」といったお困りごとに対しては、豊富な商品の中から適切な材料をピックアップして提案します。一方で、本やインスタで見たとおっしゃられるケースでは、当店で取り扱っていない商品も多くあります。そんな時でも、うちでは扱っていないという回答で終わりにするのではなく、「私だったらこうしますよ」と、自分の知識とモノづくりのノウハウを活かした提案をしています。
お客様の中には、そんな提案で実際に作ってきたものを写真に撮って見せに来てくれることもありますし、こちらから「この前の修理、うまくできましたか?」と話しかけることもあります。モノづくり中は孤独なので、お店に来てくれた時には、喜びや楽しみを共有できるように心がけています。
お客様の中には、そんな提案で実際に作ってきたものを写真に撮って見せに来てくれることもありますし、こちらから「この前の修理、うまくできましたか?」と話しかけることもあります。モノづくり中は孤独なので、お店に来てくれた時には、喜びや楽しみを共有できるように心がけています。
自慢できるポイントについて
京都には手芸店自体がかなり少ないこともあり、京都といえばノムラテーラーというほど地元での認知度が高いことが挙げられます。それだけでなく、観光地という特性上、毎年、紅葉を見に来たついでに生地を買いに来るというような遠方のお客様や外国人のお客様も多くいらっしゃいます。そういった方の中には、お土産として生地を買っていただけるケースも少なくありません。布は荷物としてもかさばらないし、もらった後も自分で好きなように使えるので、実はお土産にも適しているんですね。そのため、観光シーズン中には、和柄や金蘭といった日本的な生地を目につきやすい店頭に置くようにしていますが、これも生地屋としての豊富なラインナップがあるからこそ成せることのひとつですね。
お店作りをみんなでやるという風土も自慢です。例えば、ディスプレイでも、「こういう風にしたら手に取ってもらえるのでは?」といったアイデアを、社歴など関係なく自由に出し合いながら一緒に考えています。
お店作りをみんなでやるという風土も自慢です。例えば、ディスプレイでも、「こういう風にしたら手に取ってもらえるのでは?」といったアイデアを、社歴など関係なく自由に出し合いながら一緒に考えています。
あなたへのメッセージ
「誰かの役に立ちたい」と思う人には、とても向いている仕事だと思います。
生地屋さんと聞くと、服のセンスがオシャレだとか知識の有無とかが必要だと思われがちですが、実はその部分はあまり重要ではないと感じています。わからないことがあっても、お客様と一緒に答えを導き出せる、寄り添って一緒に悩める人。最初は素直に「私はまだ知識がないんですけど」と言って接客しても問題ありません。お客様の役に立ちたいと思える気持ちこそが、もっとも大事だと思います。
私自身もまだ3階の担当になって半年あまりですが、少しでもお客様のお役に立てるように、商品を全部把握したり、より見やすくて、よりいい売り場にしたいと日々取り組んでいます。フロアには3人の後輩がいて、みんな未経験者です。私が知っているモノづくりの楽しさやノウハウを伝えて、みんなでお客様のお役に立てることができる売り場にしたいですね。
そんな考え方に共感していただける方には、ぜひ私たちと一緒に働いていただきたいと思います。
生地屋さんと聞くと、服のセンスがオシャレだとか知識の有無とかが必要だと思われがちですが、実はその部分はあまり重要ではないと感じています。わからないことがあっても、お客様と一緒に答えを導き出せる、寄り添って一緒に悩める人。最初は素直に「私はまだ知識がないんですけど」と言って接客しても問題ありません。お客様の役に立ちたいと思える気持ちこそが、もっとも大事だと思います。
私自身もまだ3階の担当になって半年あまりですが、少しでもお客様のお役に立てるように、商品を全部把握したり、より見やすくて、よりいい売り場にしたいと日々取り組んでいます。フロアには3人の後輩がいて、みんな未経験者です。私が知っているモノづくりの楽しさやノウハウを伝えて、みんなでお客様のお役に立てることができる売り場にしたいですね。
そんな考え方に共感していただける方には、ぜひ私たちと一緒に働いていただきたいと思います。
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